変更すべき?成績を大きく左右する家庭教師との相性

家庭教師はマンツーマン指導ですから、一斉授業スタイルの塾以上に子どもとの相性が非常に重要になります。

学習進度や理解度も指導によって大きく変わりますが、どんなに優秀な先生であっても子どもと相性が悪く、子どもの方が心を閉ざしてしまっては効果が期待できません。

そのような事態に陥らないためには、どのような点に注意すべきでしょうか。

家庭教師の変更OKな家庭教師派遣会社を選ぶ

家庭教師派遣会社を利用する際には「講師変更いつでもOK」とされているところを選びましょう。

家庭教師派遣会社の規模にもよりますが、良心的な家庭教師派遣会社であれば基本的に家庭教師の変更はいつでも受けつけています。

小規模な家庭教師派遣会社の場合、いつでも講師変更OKとまではいかないまでも、1回までは無料で変更OK、2回目からは有料など条件つきであっても、極力生徒サイドに寄り添うスタイルを取っているところがほとんどです。

また、家庭教師派遣会社自体のシステムがしっかりしていれば、相性の良くない先生が担当となったとしても交代依頼しやすいという安心感があります。

在籍講師数が多ければ多いほど、子どもに合った先生と出会う確率が高まることが期待できるでしょう。

家庭教師派遣会社を選ぶ際には、在籍している先生の人数や、先生の交代についての制度も一緒に確認することが大切です。

家庭教師を選ぶポイント

一人の先生に長期に渡って指導してもらえるのが、家庭教師という学び方の魅力のひとつです。

子どもと相性がよく、長く指導してもらうことができれば、子どもの成長を共に見守る強い味方となってくれることが期待できます。

相性のいい家庭教師と出会うために、講師変更を重ねるのもひとつの方法ですが、その場合、最初に先生を選ぶ時にも慎重な姿勢が必要です。

大手の家庭教師派遣会社の場合、性別や年齢などの希望や、寄り添って欲しいタイプか、パワフルに引っ張り上げて欲しいタイプか、趣味や性格といった子どもの傾向などをヒアリングした上で、相性の良い先生を紹介してくれます。

小規模な家庭教師派遣会社の場合は、ホームページなどに講師の紹介が詳しく掲載されており、その中から選択して指名するケースが多くなっています。

その場合、体験授業や面談で「この先生にお願いしていいか」「子どもとの相性はどうか」「指導力は?」と、見極めるべきことが多くあります。

実際に会って指導をしてもらうと、お断りしにくく遠慮してしまうケースもあるようですが、家庭教師選定には今後の子どもの学力が関わってきます。

料金的にも、通常の塾よりも高い傾向にありますから、遠慮することなく、しっかりと相性の良い先生と出会えるよう要望はきちんと伝えましょう。

家庭教師変更希望時には理由を伝える

家庭教師変更を決めたら、家庭教師派遣会社に理由を伝えましょう。

言いにくい、と躊躇する気持ちも分かりますが、今後同じような先生を紹介されないためにも、必要なことです。

大手の家庭教師派遣会社であれば、先生に直接伝える必要はなく、派遣会社の教務担当のスタッフに相談すればいいシステムになっていることがほとんどですから、気を使いすぎる必要はありません。

また、何度か講師を交代しても在籍する家庭教師の質自体が低いと感じた場合は、家庭教師をお断りして塾や他の家庭教師派遣会社に切り替えるという判断が必要なケースもあります。

家庭教師の変更だけがベストとは限らない

「成績がアップしない」という場合、子ども側に問題があるケースもあります。

先生の指導力はあり、子どもとの相性もよいものの、子どものモチベーションが低いタイミングと重なってしまったということもありますから、先生との出会いを大切にする姿勢も忘れてはいけません。

子ども側の意識が変わると、低迷していた学力がある時を境にアップすることもあります。

そういった場合、信頼関係がすでに構築されている家庭教師だからこそ、子どもの学力を伸ばすことができたという背景があることも忘れてはいけません。

成績低迷の原因や、先生との相性、信頼関係などを総合的に見極めて、判断しましょう。

家庭教師のミスマッチを防ぐために

効率よく子どもの学力をアップさせるためには、相性のいい家庭教師との出会いが必要です。やみくもに「この先生はダメ」「あの先生もダメ」と切り替え続けていると、せっかくの出会いを見逃してしまうケースも考えられます。

家庭教師をつけたからといって、即成績アップとはなりません。多少時間をかけながらでも、少しずつ成績がアップしているようであれば様子を見ることも大切です。

先生の質、子どもとの相性、子ども自身の成長度合いやモチベーションなど、総合的な判断がミスマッチ防止につながります。

どうしても合わないと感じたら、家庭教師変更だけではなく、家庭教師をお断りして塾や他の家庭教師派遣会社に切り替えるというのも、一つの方法です。

柔軟な姿勢で、子どもの将来のために最善と考えられる方法を検討しましょう。