モチベーションアップ・得点アップへの近道!分かりやすい計画表を作成しよう
最終更新日 2022-02-18 by sakura2525
「勉強しよう!」と思ったら、まずは計画を立てることから始めましょう。
計画を立てる暇が合ったら、勉強を進めた方がいいのではないか、と思う人もいるかもしれませんが、計画的に時間を使うことこそが、充実した学習を進めるコツとなります。
時間を無駄にすることなく勉強を進めるために、とにかく一度、計画を立ててみてください。
計画を立てると「ゴール」が分かる
勉強の計画を立て始めると、自分がどのようなゴールを目指しているかが明確になります。
例えば、定期試験でいい点数を取ることを目標としているなら
・試験範囲をどのくらいのペースで学習していけばいいのか
・自分が苦手とする分野はどこか
など、具体的な課題が見えてきます。
計画を立てるという行動は、自分に必要な学習内容把握と、それをマスターするために必要な時間把握につながるのです。
計画を立てるメリット
勉強の計画を立てるメリットとして、毎日どの程度学習を進めるべきかが分かる、というものがあります。
試験当日までのざっくりとした計画を立てたら、それらの情報をベースに、スモールステップに落とし込んでいきましょう。
to do List(やることリスト)作成で日々小さな達成感を
計画をベースに、ゴールに向けて「to do List(やることリスト)」を作成しましょう。
このto do Listは、勉強のモチベーション維持に大変役立つので、ぜひ試してみてください。
まず、定期テストや模試などのゴールまでにこなすべきto do Listを書き出します。
この作業では、最初に書き出した試験までに自分が取り組むべき課題をもう少し踏み込んだ形で細分化し、ひとつの課題に必要な時間も決めていきましょう。
例えば
・英単語暗記(10語20分)
というように、分量とその作業に必要な時間を書いていけばいいのです。
各科目書き出していくと、その時間数を合計すれば具体的に毎日何時間学習が必要か分かります。
準備ができたら、to do Listに取り組んでいきましょう。
ひとつ完了したら、チェックリストにチェックしていきます。
この作業が「ここまで終わった!」「今日の分はあとちょっと」というように、達成感をもたらしてくれます。
勉強というのは孤独な作業でもありますから、自分がいかに楽しんで勉強に取り組めるかを考えることも重要です。
小さな楽しみを見つけながら、学習を進めていきましょう。
to do Listは、その助けとなるはずです。
目標達成に向けた計画があるから、日々焦らずにすむ
計画は、最終的に目標とする範囲をマスターできるように作られているはずです。
そうすると、もしとても早いタイミングで次の定期試験に向けて勉強を始めた場合、毎日ちょっとずつ学習を進めれば、充分な時間が確保できます。
計画通りに進めていけば「試験まであとちょっとなのに、こんなに覚えることが残ってる!」と、焦ることがないということです。
試験が近づくと、計画的に取り組んでいても焦りも出てくるかもしれませんが「計画通り進めているから、大丈夫!」と自信を持ってください。
計画的に毎日勉強を続けてきたという事実は、試験当日の精神的余裕にもなるはずです。
気持ちに余裕を持った状態で試験に挑むと、結果にもプラスに作用します。
試験範囲をしっかり把握できる
定期テストの試験範囲は、大体テスト2週間前くらいに発表されます。
計画表を作るためには、試験当日まで何日あって、範囲は何ページあるかをしっかり把握しておくことが必要です。
その作業をきちんと行っておけば、テスト直前になって「この範囲も今回の試験に出るの?」「把握してなかった!」というような事態を避けられます。
範囲を間違えて、勉強していないまま試験当日を迎える、といううっかりミスを回避できるのです。
学習課題把握で効率的な学習が可能
計画を立てていくと、自分のなかで課題となっているものが見えてきます。
「この範囲は苦手」と自己分析を行うことで、試験までに自分がクリアしなくてはいけないテーマが明確化するのです。
これは、試験対策にとても役立ちます。
受験の場合は、志望校の出題傾向を知ることで、全範囲を網羅しなくても、志望校の頻出問題を解くために必要な知識を効率的に学習することも可能です。
勉強というのは、やみくもに取り組むのではなく、計画的に、戦略的に進めることで高い効果が得られます。
ピンポイントで苦手を克服し、最短距離で効率的に志望校合格を手にするための勉強を、計画的に進めましょう。
計画表作成で志望校合格への最短ルートを見つけよう!
受験を控えている人は、焦りもあって計画表を立てるために時間を割く余裕がないかもしれません。
ですが、ここは急がば回れの精神で、ぜひ一度計画を立ててみてください。
定期試験や受験だけでなく、模試などを目標に計画を立てるのも有効です。
受験を通して、計画を立ててそれを実行し、その結果を確認して、反省点を次の計画に反映させていくという「PDCAサイクル」を身に付けましょう!
これは、受験だけでなく、社会に出てからも役立つ一生モノのスキルとなるはずです。